1.03.2010

奥多摩小屋


09年12月30日今年最後のキャンプ地は奥多摩小屋キャンプ場




もっと雪が多いのに期待したけれど、半端な雪で期待はずれ、しかし風が強くテント設営に手間取る。私がめくれあがるテントにもがいてると、若いソロキャンパーの青年が助けに来てくれてようやく設営できた!雪は数センチでその下の地面は固く締まっていて、Vペグを石で打ち付けるのも容易ではなく、こういうケースでは200ミリのストレートペグのほうが良いだろう。明日ペグを抜くのが大変だと思いつつ、(案の定撤収のときにペグはなかなか抜けず1本へし折ってしまう)風で飛ばされないように12本のペグをしっかり固定する。



手伝っていただいた青年からビールまで頂いたので、お返しにウイスキーのお湯割とハムを分けてあげた。彼は私と同じコースだったが、私は4時間半で、彼のほうは2時間チョイ!!早い・・陸上部で鍛えたそうだ。。。17:05分夕食も終わり日没間じか。テント内温度0℃外気温-4℃だが風が強く体感温度は11月の八ヶ岳での
-10℃のときより冷たく感じる。
 


奥多摩小屋前にあるベンチ。小屋の奥にあるトイレの帰りで、もう真っ暗。
トイレ出てからすぐにカチカチに凍った斜面で滑ってころぶ・・




18時に寝袋にもぐりこみ眠ったが、20時に最初の目覚め、、22時くらいまでうとうとしてて、寝付かれないのでコーヒーを飲む。湯が沸き上がるとストーブを弱火にして暖房にする。前回同様にインナーパネルは全開ですごしたが。このテントの気密性は良く風はベンチレーションからしか流れてこない。


自宅では考えられない事だが、ブーツの横に平然と食料を・・これがなんとも無いから不思議?


この夜は風は強く時々地鳴りもして背中に振動が伝わり。なかなか寝付けない。しかし満月がとても明るく、テントの中もうっすらと明るい。


5時17分 テント内温度-2℃外気温-7℃で、風はやや弱まる。富士がハッキリ見える。


テントの真上が富士山、木立にちょっと隠れているが。。この日の朝はテント設営場所のすぐ隣のヘリポートからハッキリと見えた。


九時過ぎになってからテント撤収し、雲取山頂から三峰口へ下山する。山頂に着いた時はすでに 朝方とは違いガスっていて富士山は隠れていた。


雲取山荘到着、今夜は通年通りここで、カウントダウンをたる酒を振舞いながらやるのだろうが、しかし午後から厳しい寒冷前線が通過の予報のせいか、今回登ってくる登山者は少ない。
山荘のキャンプ場もひっそりしててわずかに一張りだけ。。


昔はにぎわったであろう雲取ヒュッテの残骸。。。

白岩山頂、、いつもここで休憩してるとメス鹿が現れるのだが、今回は来なかった。



16時前に三峰口に到着。その手前から雪がジャンジャン降り出し、寒冷前線のお出ましだ。今頃キャンプ場では吹雪になっているだろう。


三峰口へ下山すると必ずここの茶屋でお酒と軽い食事をするのだ、ここのお店の雰囲気はとても家庭的で大好き!今回もここによるのが楽しみの一つだった。

いきなり降り出したこの雪で今夜の初詣客は減るだろうな?
この位置は高度1100で路面は夜には凍結するだろう。


まだ静まりかえってる神社の駐車場を後にして最終バスに乗り西部秩父駅に向かう。これで今年のキャンプは終わり八泊目だった。

西武秩父駅に着くと、仲見世通りの商店は午後5時ですべて閉店だった・。えぇ~~っと思ったら、
31日は全店たな卸しなんだそうだ、、それで17時にはすべて閉じるのだ。結局お土産も買えず
地酒のワンカップを飲みながら帰ろうとしたに、これも無し。なんか、晦日なのにしらけるなぁ~
私の反対座席に置いたザックもなんだか、窓に寄り添って疲れきった様子で、グタッとしてる様に見える。いやぁ~ご苦労様でした。


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