8.23.2009

高麗川

久しぶりに高麗川で、クールダウン。私のお気に入りの高麗川にやってきた。準備OK! 先週の縦走登山で疲れた足腰をここで冷やそう。。。

朝7時前、まだ誰も来ない、私は一人ソーセージを湯で上げ、一人乾杯!
最近水の事故が多いせいだろうか、救命具を着けたお母さんが、浮き輪に腕を通す!
子供たちは水につかると懐かしい記憶を思い出すのだろう・・・
この川は水質も良く、栄養素も豊富だ、水中には魚のほかいろんな生き物がいる。スジえびもいる。
訪れた子供たちにスジえびを取ってあげると、”どうもありがとうございました!” その言葉がこの川の流れのようにすがすがしい。。。
一人宴会たけなわである。。ここで缶ビール3本ワンカップ2本・・大きなトンボが私の周りを行ったりきたり。。

飛翔!私の心も飛ぶ!!
帰りに寄った巾着田の夕日にあたる流れ・。、今日は流れに癒された。


高麗駅の夕暮れ、セミの鳴き声が川の流れの音のよう。。。

8.13.2009

奥秩父奥多摩縦走


お盆休みを利用して3泊4日の奥秩父奥多摩縦走に出かけた。
秩父湖ー川又登山口ー雁坂小屋キャンプ場ー雁峠ー将監小屋キャンプ場ー雲取山荘キャンプ場ー三峰神社。
川又までのアクセスは悪く、早朝に出発したが、秩父鉄道と川又行きバスでそれぞれ一時間の待ち時間。結局登山口に到着したのは11時だった!
このコースは上り一辺倒だ!前回同様ザックはオスプレイのクライミングザックを使用してパッキングウェイトを13キロまで減量したが、ハイドレーションとプライテイパスに満水した重さで、プラス4キロ
前回の両神山のときのように、またバテルだろうか心配だったが、なんとか持ちこたえ、カンパ小屋に到着。しかし頚動脈あたりがだるいのと若干の吐き気もする。登山再開後2度目のチャレンジはまだきつく、コースタイムもままならない。でもがんばる!
だるま坂だ! この表示にはホッとするが、ここ間でののコースはアップの連続でくだりは無い。
今回初めて使用した2リットルのハイドレーションが実に役に立つ!ゴクゴク飲まないでチュウチュウと少しずつ補給するのが登り一辺倒なコースでは効果的なのだろう。
ダルマ坂を登りきりアップダウンが続くがなぜか沢の水流の音が近づいてくる?沢に下ってるわけでもないのに不思議だ?岩を曲がり切ったところで、いきなり3メートル幅の滝が出現!びっくりした。。
豆焼沢だ!この位置約2000メートルだが、ほぼ頂上近くから滝になって流れ落ちている。この上に3000近くのピークがあるならば、不思議ではないのだが、まさかこの位置でこんなに大きな滝に出会うとは意外だった。。ここからパイプラインで雁坂小屋まで水を引いているのだ。目的地は近い!

標準コースタイムより1時間半遅れで、7時間掛かったが18時に雁坂キャンプ場に到着。
入山前に川又の扇屋山荘で管理人が体調不良の為、この連休は不在だと知らされていたので、扇屋さんでテン泊料300円を払ってきていたが、冷たいビールが飲めないのが残念!

キャンプ場は笹畑だ、笹を刈り入れて敷き詰め、その上にフットプリントを敷いた!こうすると暖かくふんわりとクッションも良いのだ!
小屋には誰も居ないが、キャンプ場は私もむくめてソロテントが3張り。みんな食事も終わり明かりも消し、睡眠モードだったが、私は持ってきたバーボンを飲みながら、いそいそと夕食を取り、星空を仰ぎながら、21時過ぎくらいまで、夜風に当たっていたが、この高度にしてはなぜか蒸し暑い。
隣の青いテントの人と明日以降のコースが偶然にも同じで、一緒に行きますかと誘われたが、昨年のような調子が戻らない私は、自信が無く ”私遅いですから”とお断りして、明日の目的、将監キャンプ場でまた会いましょうということになった。
青いテントの人から30分遅く出発、雁峠が見えてきた!カメラのレンズが広角ではないのが残念・・実に広々としてて爽快であるが、このレンズでは表現仕切れてない。ここをツヅラ折に下り30分ほど休憩、昼食のレモンとソーセージを食べる!こんな場所に雪上キャンプをしたら気分良いだろうな~~!

雁峠から笠取山を巻き、多摩川源流のある水道場を経て、唐松尾山を登るが、ここは意外だった!
大きな石が積み木のように連なり、結構ハードなピークだった、頂上には三角点だけで、山名を記したプレートは無かったが、それともコースが違うのか?しかし高度計は2110付近を指していたので間違い無いと思う。青いテントの人は笠取山からそこを大巻きに巻いて、沢沿いに山ノ紳士の出会いを経て将監小屋キャンプ場に到着していた。ここには管理人がいて、冷たいビールにありつけた!

このキャンプ場は草原のカールになっていて、風がサッと吹きぬけ、さわやかなところであるが、この日は私と彼の2張りだけなのが、とても贅沢に感じられた。また水は地下水でとても冷たくビールは10分も付けておいたら、ビンビンに冷える。 右隅に地下水を利用した水車があるが、この辺をもっとカメラにきちんと収めておくべきだった。
3日目は私のほうが20分早く6時に出発、目的地はお互いに雲取山だが、彼は飛竜山に上り、奥多摩小屋キャンプ場へ。私は飛竜を巻き雲取山荘キャンプ場のコースだ、写真上は飛竜権現。この手前で追いつかれたが、ここで分かれる。 彼とはまたどこかで再会したい・・・
三条ダルミに到着、ここから巻き道でキャンプ場へ行ったが、悪路であった。むしろ雲取山頂を経て山荘へ下ったほうが良かった! 

12時40分に山荘に到着。もう少し時間が早ければそのまま三峰神社に降りる予定だったが、終バスの時間にギリギリ間に合うかどうかだし三峰神社でゆっくり食事もしたいので、ここでもう一泊することにする。食料もたっぷりあるしここの雰囲気も好きだ、もちろんこの時間ではキャンプ場一番乗りで、最高の場所を確保!!
この日は私を含めて8張りあった。時間をもてあまし、ビール2本ワンカップ3本飲んで暇をつぶすが見回りに来た番人さんからすごい話を聞く。。なんと70歳で12月に朝4時に甲武信岳を出発して、24時にここまで来る人がいたそうだ! それも長靴で。。その人はさらに正月元旦の乾杯用に一斗樽を二つ重ねてこの山荘まで担ぎ上げるのだそうだ!すごい人がいるものだ!!
朝4時50分に下山、四日間のうちでもっとも体の調子がよく、三峰神社まで3時間半で到着!
朝一番の10時半の秩父行きのバスを待つ間、茶屋で、ビールとおしんこ、鱒の甘露煮、それに三菜ソバをすする。上の写真中央のボッコッと突き出たのが雲取山。
西武秩父駅に着き、お土産に、こんにゃく3点セットを買い、ビールとワンカップを飲みながら帰途に着く! いつも感じるのだが、山を降りると強烈に腹が減る。私は痩せ型なので、山行きの後は筋肉がパンクアップしていつも太るのだ!今回も出発日より2キロ増えていた!
今回使用した、オスプレイのザックはバリアント52だが、薄っぺらいハーネスとウエストベルトが華奢なように思えたが、体に良くなじみ鎖骨も痛くならず、腰周りも軽快でなかなか良い。夏山なのでシュラフケースしか持っていかなかったが、冬でもテントをトップポケットの上にくくりつければ厳冬期用のシュラフも格納できるだろう。それとモンベルのULコンフォートシステムマットも軽く安くなかなかだった。